イベント概要
自動運転、EV、MaaS、デジタルツインなど自動車業界は大きな変革期に突入しています。従来のECUやソフトウェアコンポーネントの統合やAUTOSARへの対応、システムの機能安全認証(ISO26262)などソフトウェア開発は複雑さを増してきています。それに対し、どうアプローチしたらよいでしょうか? ウインドリバーは、長年航空宇宙・防衛業界において、安全認証やハイパーバイザーを使用したシステム開発の支援を行っております。その豊富な経験と実績をもとに、自動車業界が直面しているソフトウェア開発における様々な課題に最適なソリューションを提案いたします。
【受講費:無料】
こんな人にオススメ
- 次世代自動車のアーキテクチャデザインに従事されている方
- 新技術とレガシー技術の統合に向けてソリューションをお探しの方
- ソフトウェア開発プロセスやテスト効率の改善、品質向上に向けて技法をお探しの方
【キーワード】#車載 #オートモーティブ #自動車 #ECU #AUTOSAR #機能安全 #ISO26262 #ハイパーバイザー #aps_seminar
講演概要
CASE時代に向けたウインドリバーのオートモーティブソリューション
【講師】ウインドリバー株式会社 営業技術部 シニアエンジニア 木内 志朗 氏
自動車業界では、ソフトウェアとデータの活用による破壊的なイノベーションが起こっています。この大きな変革期に対応し、グローバルでの競争に勝ち抜くためには、複雑化するソフトウェアを制する必要があります。本セッションでは、自動車業界の動向やECU統合化における課題、複雑化するソフトウェア開発を支援するウインドリバーのオートモーティブソリューションをご紹介します。
講演資料の一部
シミュレータの導入は自動車ソフトウェア開発を加速するか?
〜ソフト開発用シミュレータ Wind River Simicsのご紹介〜
【講師】ウインドリバー株式会社 営業技術部 シニアエンジニア 嶋津 東彦 氏
Wind River Simicsは、車載からクラウドまで機器開発者の皆様に高速かつフルシステムのシミュレーション環境を提供し、近年より複雑化、多様化するソフトウェア開発の促進やCI/CDなどの製品ライフサイクル管理プラクティスの改善やDevOpsの支援などに貢献します。本セッションではSimicsが提供する特徴的なデバッグ機能、システムの堅牢性の向上やセキュリティの強化のためのテストアプローチなどをデモンストレーションを交えてご紹介します。
講師プロフィール

木内 志朗
医療機器メーカーでソフトウエア開発に従事したのち、外資系リアルタイムOSベンダーで開発プロジェクトやコンサルティングに携わる。その後組込みLinuxベンダーで営業技術部を統括し、組込みLinux協会副会長、JASAOSS活用WG 役員、OSS推進フォーラム組み込み部会メンバーを歴任。現在ウインドリバーで車載向けソリューションを担当。

嶋津 東彦
約25年に渡り組込み業界に従事し、組込みOS、UMLツール、モデリングツールなどを扱う。セーフティ(DO-178C、IEC 61508、ISO26262)やセキュリティ(IEC 62443、NIST 800-53)を要件とするミッションクリティカルなシステム開発プロジェクトを数多く担当。機能安全エンジニア。