カーネルのカスタマイズが必要なとき
前回まではRZ/Gのクラウド開発環境に用意されているプリビルド イメージを使ってシステムを構築しました。リファレンス ボードを使った評価やSOMを使った製品化であればプリビルド イメージでも問題ないですが、カスタム ボードを開発したときやカーネルをチューニングしたいときは、カスタムBSPの作成をする必要があります。それでは、早速試してみましょう!
e2 studioを使ったカーネルのカスタマイズ手順
カスタムBSPプロジェクトの作成方法
「組み込みLinuxカスタムBSPプロジェクト」を選択します。
プロジェクト名を設定し、ベースにするBSPを選択します。
Gitブラウザの設定方法
Gitを選択します。
このメニューを選択して、カーネルのカスタマイズを行います。
カーネル コンフィグを設定します。
ツリーからソースを選択して、編集します。
コンフィグやソースの編集が完了したら、BSPを生成します。
タグ等を設定し、ビルドを実行します。
カスタムBSPを組み込んだイメージをビルドします。
BSPのタブでカスタムBSPを選択します。
ビルドが完了したら、前回までと同様にSDカードへ書き込んで、ブートさせてみましょう。
使用するハードウェア
そして、RZ/GのLinuxサポートが必要なときは...