組み込み機器向けOS、Windows 10/11 IoT Enterprise(以下Windows IoT)がサポートするArmプラットフォームが拡大しています。Windows IoT on Armは、Windows IoTのメリットそのまま、より低コストで低消費電力というArmならではのメリットもございます。
岡谷エレクトロニクスのホームページで紹介動画を掲載しておりますので、ぜひご確認ください。
Windows IoT OSとは
組み込み機器向けのWindows OSです。装置メーカーが製品にインストールしてエンドユーザーに出荷する目的で利用いただけるライセンスです。
・利用例) POS、画像検査装置、デジタルサイネージ など専門用途の装置
ライセンスの購入前にはMicrosoftとのOEMCLA(基本契約)の締結が必要です。OEMCLAにはWindows IoT OSを採用するにあたり、OEM(装置メーカー)として遵守しなければならない条項が記載されています。新たに締結する際には岡谷エレクトロニクス株式会社がサポートします。
Windows IoT on Armとは
Windows IoTは今までIntelプロセッサーを中心にサポートしておりましたが、徐々にArmプロセッサーへの対応が広がっています。
Windows IoTでは、プロセッサーの性能に応じて価格帯が分かれています。今回、Armのローエンドプロセッサーに合わせて新たに「Base」と呼ばれる低コストの価格帯が追加されました。
低コスト、低消費電力、高パフォーマンス、アプリケーションの互換性(X86、X64エミュレーション対応)、イメージカスタマイズ(フットプリント削減)など、Windows IoT on Arm独自のメリットがあります。
岡谷エレクトロニクス株式会社は、多数の国内外メーカーの産業用PC、ボードの取り扱いがございますので、Windows IoT on Arm対応ボードの選定からお手伝いいたします。
インストール手順概要
準備するもの
- Windows on Arm対応ボード IBR215
- 電源タップ(12V)
- MicroSDHC (16GB程度推奨)
- Mini-USB ↔ USB-Aケーブル(Mini-USB↔USB-Cケーブルでも可)
- Host PC Windows10 PC(MicroSD読み込み可能なもの)
- HDMI接続対応ディスプレイ・HDMIケーブル
メーカー:iBASE Technology Inc.(本社:台湾)
製品名:IBR215
NXP i.MX 8M Plus – Arm Cortex®-A53 Quad Processor
作業の流れ
各ボードベンダーからBSP(ボード・サポート・パッケージ)が提供されるので、インストール手順はそれぞれ異なります。今回は、iBaseが提供するBSPをインストールし評価いただくまでの手順の概要をご紹介します。
1.Host PCの事前準備
Host PCにiBase提供のBSPを準備する
2.Boot FirmwareをeMMCに書き込む
Host PCとボードを接続し、ダウンロードコマンドを実行
ブートローダーを書き込む。
3.WinPEをMicroSDに書き込む
Host PCにmicroSDを接続し、WinPEのイメージをmicroSDに書き込む
4.eMMCにWindows IoT on Armを書き込む
インストールメディアになったmicroSDをボードに差し込み、電源を入れると自動でOSイメージの書き込みが始まる
5.インストール完了
組み込み機器向けアプリケーションをインストールし、ご評価ください。
もっと詳しく知りたい方は
岡谷エレクトロニクス株式会社のホームページでは、Windows IoT on Armの紹介動画を掲載しています。概要と、NXPプロセッサー搭載のiBase製評価ボード「IBR215」にWindows IoT on Armをインストールする手順をまとめた約8分の動画です。
ぜひご覧いただき、ご不明な点がございましたら岡谷エレクトロニクス株式会社にお問合せください。
動画の一部をご紹介します。
岡谷エレクトロニクス株式会社
Microsoft Windows IoT OSの正規販売代理店です。十数年以上のWindows IoTライセンスの販売と技術サポートの実績・ノウハウで装置メーカーの皆様の製品開発をご支援しております。国内外メーカーの産業用PC、ボードのお取り扱いも多数ございますので、ご希望に合わせたご提案が可能です。
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