開発環境の標準化が支えるテルモの先進的な医療機器
電子化が進むメディカル機器の開発において、テルモはArmマイコンを中心とした標準プラットフォーム化を推進。合わせて開発環境にはIARシステムズの「IAR Embedded Workbench」を採用した。
電子化が進むメディカル機器の開発において、テルモはArmマイコンを中心とした標準プラットフォーム化を推進。合わせて開発環境にはIARシステムズの「IAR Embedded Workbench」を採用した。
20年以上に亘って複合機市場をリードしてきた富士ゼロックスでコントローラ開発を手掛けてきた柳澤克彦氏をお招きし、同社の取り組みと、Arm Cortex-A9 MPCoreプロセッサを搭載した新しいArmデバイスの可能性について伺った。
JTAG/ICEでおなじみの横河ディジタルコンピュータは、データベースに造詣の深いジービーエー社との協業を通じて、そうしたニーズに応える効率的な開発ツールを拡充した。次期端末の開発に取り組むパナソニック モバイルコミュニケーションズを交えてお話を伺った。
福島県の職業能力開発施設である福島県立テクノアカデミー郡山職業能力開発短期大学校の組込技術工学科では、実際の製品に広く使われているArmマイコンと、その開発環境としてスタンダードとなっているIARシステムズの「IAR Embedded Workbench」を新たに教材として導入した。
いち早くソフトウェアを検証するため、協調検証環境には、充分な速度でソフトウェアを実行できる性能、ハードウェアの優れたデバッグ力が求められる。日本イヴは、高速のハード・ソフトの協調検証環境である「ZeBu」を提供している。ここでは、ZeBuの魅力を聞いた。
FPGAの二大ベンダーであるアルテラとザイリンクスはArm Cortex-A9デュアルコアを搭載したFPGAの新しい製品を2011年に相次いで発表した。組み込みプロセッサとして今や業界標準となっているCortex-A9デュアルコアにFPGAの自由度が組み合わさることで、これまでにない機能と性能を備えたカスタムSoCを構成できるとして、市場からも高い関心と期待が寄せられている。
イーフォース株式会社は、μITRON OSである「μC3/Compact」や「μC3/Standard」、ネットワーク・プロトコル・スタックの「μNet3/Compact」や「μNet3/Standard」を開発・提供している。いずれもArmアーキテクチャに対応したものだ。
NXPセミコンダクターズは、2006年にフィリップスから独立した半導体メーカーである。米ワシントンポストに「2011年を牽引する企業5社」の1社としてとりあげられるなど注目を集めている。アナログとデジタルを最適に組み合わせたハイパフォーマンス・ミックスドシグナル(HPMS)製品を事業のコアとして打ち立てている同社が注力する製品の一つが、Armコア搭載のマイコンである。
Cortex-M3に新しく取り組もうとするユーザーから日本語の解説本が待望されていた。2010年12月に、まさにその一冊となる「STM32マイコン徹底入門」(CQ出版社)が出版された。本が生まれた経緯やSTM32マイコンの特徴などを、弁護士が本業という著者の川内康雄氏をお招きして座談会形式でご紹介しよう。